研究室設立へ向けて

メディアコミュニケーション研究

四大メディアが企業のコミュニケーション活動を支えてきた1950年代からの50年間の不動の時代から、1990年代のインターネットの出現とメディアのデジタル化の影響でマスメディアの崩壊と企業のコミュニケーション活動のドラスティックな変化が起こっている

メディアが多様化し、企業のTVCMの費用対効果が問題視されつつある昨今、「続きはネットで」というようにコマーシャルからインフォマーシャルへと、コミュニケーション環境が激変し、コミュニケーション戦略におけるコンテンツの重要性が重くなってきた。
また、携帯電話の普及にともなうパーソナルメディアの充実は、ライフスタイルの多様化とワールドワイドのネットワークマスコミ的無料情報よりも、有料でも購入する頻度が増えて、ターゲットが絞り込まれたミニコミ的「個人向けコンテンツ」が増加してきた。
今後のコミュニケーションビジネスにおいては、情報発信者と視聴者との親和性が高い新しいクロスメディア型のコミュニケーションツールを築くことが重要な課題となる。

モバイルデバイスiPhone)を使用し、GPS無線LANを活用した位置情報の集積により、モニターの行動分析を行うことを主眼として、更にクラスター別マーケット別の分析をし、メディア接触機会の把握とメディア接触による行動分析を行う。